HD/video/16:9/12min
あらすじ
何匹かの牛と、一人の男、そして一台のカメラがある。時々、牛がカメラを動かす。男がカメラを動かす。あるいは、カメラはただそこに放置されいている。この映画は、カメラという宇宙船が撮影した、別の世界の出来事である。
There are cattle, a man and a camera. The cattle sometimes move the camera. The man also moves the camera. Otherwise, the camera is left free there. The camera as a spacecraft shoots the other world.
コメント
ビデオカメラは僕にとって、最も身近な道具であると共に、未知の道具でもある。
脚本を書くより先に、カメラの構造を学ぶより前に、カメラを使って撮ることを覚えた。
この映像に表されているものは、SFの世界だ。
未知の道具を用いて、未知の存在を撮る。
SF映画で最も重要なことは、未知の存在のディテールを撮ることだけではなく、人間がそれにどう立ち向かったかを描写することにある。
制作概要
牧場にいる牛を撮影した。小型のハイビジョンカメラを使用。
前作と同様、撮影者自身が映像の中にたびたび登場し、その間、カメラは三脚の上に放置されたまま撮影を行う。
特徴的なのは、牛がカメラに対して、積極的な行動を起こす所である。牛はカメラのレンズを舐めたり、三脚に頭をこすりつけ、カメラを動かしたりする。
撮影方法は、カメラを三脚に固定して撮影する他、手持ちでの撮影も行っている。様々な撮影方法の実験により、カメラを用いることでしか起こらない映像のリアリティを作り出すことを目指した。
制作概要
牧場にいる牛を撮影した。小型のハイビジョンカメラを使用。
前作と同様、撮影者自身が映像の中にたびたび登場し、その間、カメラは三脚の上に放置されたまま撮影を行う。
特徴的なのは、牛がカメラに対して、積極的な行動を起こす所である。牛はカメラのレンズを舐めたり、三脚に頭をこすりつけ、カメラを動かしたりする。
撮影方法は、カメラを三脚に固定して撮影する他、手持ちでの撮影も行っている。様々な撮影方法の実験により、カメラを用いることでしか起こらない映像のリアリティを作り出すことを目指した。
イメージフォーラムヤングパースペクティブ２０１２出品作品
第１８回学生CGコンテストノミネート 評価員賞受賞
